あたしはアイコンタクトで胸いっぱいに広がる感謝の気持ちを2人に伝えた。 そんなあたしを見て、2人も満足そうに笑っている。 ホント、ありがと…… 「乙葉ー!お客さんだよぉ!」 その時、ドアの方からあたしを呼ぶ声がして、4人全員で振り向いた。 ほっとした気持ちで誰だろう?なんて思っていると、なんとなく顔は見た事ある男の子があたしを見てペコッと頭を下げている。 ………ってか、どちら様? 首を傾げるあたしの耳元で、机から身を乗り出した朋歌が呟いた。 「あれが、向井君だよ」 `