悲しみに暮れたママは、小さなあたしと一緒に死のうとしたらしいけど、それをパパの経営していた店のホスト達が全力で止めてくれて事なきを得たらしい。 結局ママは、パパの残してくれた店を経営する道を選んだ。 もともとその業界の出だったし、若い頃は自分でも相当ホスト遊びをしてたらしくて、店は大繁盛。 気づけば、ホストクラブ3軒、飲食店2軒を経営するやり手実業家になっていたママ。 あたしはそんなママの背中を見ながら育った。 `