はぁはぁ言いながら教室に飛び込んできたあたしを見て、目を丸くした3人が駆け寄ってくる。 「どうしたの!?」 「何かされた?」 「何かされたんじゃなくて、してきたの……。 とりあえず、あたしもう帰るね!」 このまま神木に会うのは気まず過ぎる! 「はぁ??」 呆気にとられてる3人を置いて、鞄を抱えた。 「また電話するから」 それだけ叫んだあたしは、そのまま勢いよく教室を飛び出した。 `