「とりあえずそこら辺座ってて」 あたしの背中をそっと押すと、そう言って神木は部屋を出て行った。 早速お風呂……? ラッキー♪ 一人になったのをいいことに、作動し始めたクーラーの風が当たる場所までつついっと移動するあたし。 火照ってた顔にちょうど当たる涼しい風が心地よくて、目を閉じてついうっとりしてしまう。 「んん〜、気持ちいい〜♪」 「何が気持ちいいって?」 `