「ここが一応俺の部屋…」
そう言って玄関横のドアを開くなり、神木はエアコンのスイッチを入れた。
「あっちぃ…
何してんの?早く入れば?」
そしてボタンを3つ4つと外しながら、まだ玄関に突っ立ってるあたしを振り返る。
あわわわ…
いきなりそんななまめかしい格好しないでよ…
あらわになった綺麗な胸板から視線を逸らそうと、顔から先に部屋に入るあたし。
…………あれ?
むああんとした空気が漂う部屋の中には、ベッドと小さなテーブルしかなくて。
男の子の部屋って、もっと汚いと思ってたのに…
意外にも綺麗で驚いてしまった。
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