狭い空間の中、慌てて端へと飛びのいたあたしを、神木が横目で睨んでくる。
「あ〜、うっせぇ…」
「う、うっせぇって…
家に連れ込んで…な、何する気……」
あたしの声、もう震えまくりだよ。
「あ゙?風呂だよ、風呂」
ひぃぃぃぃ!!!
風呂=H準備って事ですか!?!
わなわな震える手を必死に伸ばしてボタンを押そうとすると、またもやがしっと掴まれた。
「度々期待させてわりぃけど、風呂入んの俺だけだし。
それとも、一緒に入る?」
この状況で、怜二の甘い声で耳元に囁かれて。
あたしの頭の中、完全スパークしました……
抵抗する気力は、もうこれっぽっちも残っておりません……
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