創作活動の開始は小学5年生の頃です。

我が家には、当時あまり普及してなかったパソコンがありました。

ま、そのせいでファミコンを買ってもらえなかったのですが(^^;)
「ウチにはパソコンがあるでしょ!?」って。

そんな折り、パソコンゲームというモノに出会いました。
ご存知の方、いらっしゃるかな?T&ESOFT(現:ディーワンダーランド)が発売した[ハイドライド]というゲーム。
その頃、あまり人気があったとは言えないロールプレイングゲームで、それにアクション性を取り入れたアクティブロールプレイングゲームという物でした。

ファミコンゲームには無い難易度、そして当時はパソコンゲームには攻略本なんて無かったので、小学生の僕にはクリアなど到底無理でした。

ヒント集というモノを有料で差し上げますという、良心的なサービスがあったので早速利用。

何日かして、僕の元に届いた一通の封筒。
この封筒に入っていた一枚の紙が、僕の人生を変えたと言っても過言では無いでしょう。

ヒント集と銘打っていながら、紙に書いてあったのは、ハイドライドのシナリオを辿りながら攻略情報を織り込んでいた、一種の短編ファンタジー小説だったのです!

攻略記事なんかより
「ゲームにもストーリーがあるんだ!」
って、感動したのを今でも覚えています。

そこから僕の創作人生が始まりました。