それじゃ、バイバイ…

玄関で靴を履いている時に母親は日向に言った。




「ヒナ〜〜(笑)」




「なに?お母さん?」




「急いでるんだから〜!」




「あっそ!じゃあ、これいらないのね?」




母親は日向のケータイを持っていた。




「テーブルに忘れてたわよ(笑)」




「もぉ〜、早く言ってよね〜!」




「ヒナが、寝坊するからでしょ〜。」




日向は母のこうゆう明るい性格が好きだった。




「気をつけてね♪」




「うん!いってきま〜す!」