ギブス

その…、部屋のドアが閉まった瞬間…に、柚葉は、力尽きるかのよぅに…その場に座り込んだ…


『…う…そ…っ』
【…終わっちゃうの…っ

ホントに…っ


あたしは…、ただ…

先生が好きで…


ただ…ソレだけなのに…っ】


柚葉は、溢れ出した涙を拭いながら…よぅやく腰を上げた…


『……』
【あたしの…体調が悪いのを知って…

戻って来てくれた…



ただ…、血を吸う為だけに…近づいたのなら…

最初から…、そぅしているはずだったのに…


あの時…、1度…振られた時に、ソレでもいぃ…と言ったあたしの血を…】


ソレは、6月の…小雨が降りしきる中…言われた言葉…