ギブス

『…っあ…っ
あの先生…っ///』
【…顔…、…近いんだけど…っ】


柚葉の反応に、吹き出して見せた諒は…、笑いをこらえながら…


「…涙…、止まった…っ」


そぅ、微かに…はにかみながら…笑いかけた諒…


『……っ』
【…壊したくなぃ…

この、温もりだけは…


だから…、誰も…壊さないで…

この、…‐光‐…を…】


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その日のお昼前…

いつになっても…、家に帰って来ない…妹の柚葉を心配し、裕隆は、夜勤を終えて帰って来ていた義母の瑤子に話を切り出した…


「……っ」


…が、瑤子が言い出した…、その話を聞いた裕隆は、両目を見開いたまま…

言葉を失った…


「…っえ…っ
そんなコト…、本気で…認めたんですか…っ」


…と、言うのがやっとだった…