『……っ』
【…ホントに…
本当に…、吸血鬼なんだ…っ】
「…柚葉…っ」
柚葉に見られた…と、衝撃を受けながら…
色素を欠いた表情のまま…、柚葉に近づく諒…
…が、柚葉の瞳には…先程の紗理奈の血をすすっていた光景しか…映らない…
諒が…、柚葉の腕を掴もう…と、した瞬間…
柚葉は、その腕を振り払った…
『…ヤ…っ』
「…柚葉…っ」
その、柚葉の瞳に…涙の粒がいくつも浮かんでいる…
『…ぅして…っ どぅして…っ
紗理奈の血を…っ』
「…柚葉…っ」
柚葉は、そのまま…踵を返し、廊下を走って行く…
「…柚葉っ」
走り去って行く柚葉の背中を…ただ茫然と見つめている諒…
「兄貴、追いかけなぃの…っ」
…と、奏に声を掛けられ…ようやく、奏に視線を向けた諒…
【…ホントに…
本当に…、吸血鬼なんだ…っ】
「…柚葉…っ」
柚葉に見られた…と、衝撃を受けながら…
色素を欠いた表情のまま…、柚葉に近づく諒…
…が、柚葉の瞳には…先程の紗理奈の血をすすっていた光景しか…映らない…
諒が…、柚葉の腕を掴もう…と、した瞬間…
柚葉は、その腕を振り払った…
『…ヤ…っ』
「…柚葉…っ」
その、柚葉の瞳に…涙の粒がいくつも浮かんでいる…
『…ぅして…っ どぅして…っ
紗理奈の血を…っ』
「…柚葉…っ」
柚葉は、そのまま…踵を返し、廊下を走って行く…
「…柚葉っ」
走り去って行く柚葉の背中を…ただ茫然と見つめている諒…
「兄貴、追いかけなぃの…っ」
…と、奏に声を掛けられ…ようやく、奏に視線を向けた諒…
