ギブス

「……っ」


喉の渇きと共に…、心臓の鼓動が…収集もつかない程…、大きく早まる…


「……っ」
〔…可笑しい…


血への、欲求が…っ

間隔が…狭まってきている…っ〕


荒い息をつきながら…、胸元を押さえた諒…


その、諒の異変に…気がついた紗理奈は、諒に駆けより…

今にも…、倒れそぅな諒の両腕を支える…


「先生、どぅかしたんですかっ
顔色が…っ」


「…近づくな…っ」


そぅ…、紗理奈の腕を払いのけよぅ…とした諒…


「でも…っ」


その、次の瞬間…

目醒めた…魔の瞳…