泉は女子部屋に向かっている。何する気?
「琉璃の部屋どこ?」
「え?知らない。」
「はぁ?三つ子なのにそんな事も知らねぇの?」
「だっ…だって必要ないじゃん。」
「いいから探して来い。三つ子ってエスパーで繋がってるからすぐ見つかるべ。」
えぇ~!何言ってんの、この人。そんな力あるわけないじゃん。
5部屋くらい尋ねまわってようやく琉璃の部屋を見つけた。泉は、エスパーの力も持ってねぇのかよ、と無茶苦茶な嫌味を言ってきた。
「琉璃、ちょっと来いや。」
「今トランプやってるからいい。」
「いい…じゃねーよ。来いっつってんの。」
「なんなのさ~。明日香がいるならいいじゃん。」
琉璃はブツブツ文句を言いながらも部屋から出てきた。
私達は泉の後を追いながら、1階のロビーまできた。
「売店行くの?お金なら貸さないよ。」
私も琉璃と同じ事を思った。
「おいおい、俺がそんな奴に見えんのか?」
『見える。』
琉璃とハモった。だって現に100円返してもらってない。
「お前らなぁ、人の恋路に手ぇ貸してみたり、のん気にトランプしたり…そんな場合じゃないんじゃないのか?」
私がスズカの為に動いてた事、知ってたんだ。
でも、泉は何が言いたいの?
「じゃあな。」
泉は私と琉璃の背中をドンッと押して、さっさと消えてしまった。何気に背中が痛い。
「琉璃の部屋どこ?」
「え?知らない。」
「はぁ?三つ子なのにそんな事も知らねぇの?」
「だっ…だって必要ないじゃん。」
「いいから探して来い。三つ子ってエスパーで繋がってるからすぐ見つかるべ。」
えぇ~!何言ってんの、この人。そんな力あるわけないじゃん。
5部屋くらい尋ねまわってようやく琉璃の部屋を見つけた。泉は、エスパーの力も持ってねぇのかよ、と無茶苦茶な嫌味を言ってきた。
「琉璃、ちょっと来いや。」
「今トランプやってるからいい。」
「いい…じゃねーよ。来いっつってんの。」
「なんなのさ~。明日香がいるならいいじゃん。」
琉璃はブツブツ文句を言いながらも部屋から出てきた。
私達は泉の後を追いながら、1階のロビーまできた。
「売店行くの?お金なら貸さないよ。」
私も琉璃と同じ事を思った。
「おいおい、俺がそんな奴に見えんのか?」
『見える。』
琉璃とハモった。だって現に100円返してもらってない。
「お前らなぁ、人の恋路に手ぇ貸してみたり、のん気にトランプしたり…そんな場合じゃないんじゃないのか?」
私がスズカの為に動いてた事、知ってたんだ。
でも、泉は何が言いたいの?
「じゃあな。」
泉は私と琉璃の背中をドンッと押して、さっさと消えてしまった。何気に背中が痛い。
