僕の姫~ちっぽけな勇気~

「光輝…とものせいでごめんね…」


「と…知世ちゃんのせいじゃないよ!!

僕が勝手に始めたことなんだから。

知世ちゃんを巻き込んでた僕が謝らなきゃだよ。

ごめん…」


結局、自分が傷つきたくなくて始めたこと。


みんなを騙して、知世ちゃんを巻き込んで…


自己中心的だったんだよ…。


僕も心の奥では自分の町が嫌いになってたのかな…?


田舎っぽい僕を隠したかったんだから。


嫌いまではいかなくても…


恥ずかしかったのかもしれない。


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