僕の姫~ちっぽけな勇気~

「ちょっと事情があって変えてるんだ。」


僕はそれだけしか言わなかった。


言うと話が長くなるしややこしいしね。


「そうなんだぁ~。

あっ!知世ちゃんもここなの?」


「そうだよ?

まぁあそこから1番近いのがここだからね。」


懐かしい瑞希ちゃんとの再会。


気づけば僕は、ちゃんと僕に戻っていた。


「そういえばそうだったよね…。」


住んでいた町を思い出しているのか、ぼそっとつぶやいた。


そんな瑞希ちゃんを見て、瑞希ちゃんも町が嫌いだったのかな…?なんてふと思った。


.