僕の姫~ちっぽけな勇気~

「兄貴はさぁ、なんで僕を応援してくれたの?

兄貴だって知世ちゃんのこと…」


「ばーか。

俺が好きなのは知世じゃねぇよ。」


嘘だ…


僕、知ってるよ?


兄貴だって知世ちゃんをずっと見てたこと。


「そっか。」


兄貴が違うって言うならそういうことにしておくよ。


「光輝ー!行こー!」


元気な声が1階から聞こえる。


準備出来たみたいだね。


「ほら、行ってこいよ。」


「うん。行ってきます♪」


兄貴にそう言って、僕は知世ちゃんと家を出た。


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