僕の姫~ちっぽけな勇気~

でも…


「兄貴がしつこいから、なんか背中押されたよ。

知世ちゃん、探してくるね。」


僕は兄貴にそう言って、部屋を出た。


知世ちゃん、どこ行ったんだろ…


そう思いながら走る。


家かな?


でも部屋にいる気配がない。


とりあえず町内を走った。


そして、花火の予行の音が聞こえてきたその時…僕は浴衣姿の女の子を1人見つけた。


汗だくになりながら苦手なのに走りまくって…


これで明日筋肉痛に悩まされるかもなんてわかりながらも、今すぐに見つけたかった…愛しき人。


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