僕の姫~ちっぽけな勇気~

「なんで今追いかけようとした?」


「なんだか追いかけなきゃいけない気がして…」


本能的にと言ったほうがいいと思う。


考えるよりも先に追いかけてた。


「知世のこと、それくらい全力で好きなんだろ?」


僕は何も言わない。


ただただ顔が熱くなっていく。


「俺はずっとお前らを1番近くで見てきた。

だから、わかるんだよ。

俺を信じて言ってみなって!!」


「兄貴、さっき何も言わないって言ったのに…」


おもいっきり言ってるじゃん。


「あぁ、そうだったな。

ごめんごめん。」


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