僕の姫~ちっぽけな勇気~

高田さんは僕より自分のほうが足を引っ張ったって思ってるけど、それは絶対違う。


高田さんと違って、僕は私情で足を引っ張った。


そんな自分が許せなくて…


自分に怒りを覚えた。


僕にコンクールに出る資格なんてなかったんだ…。


「2人とも辛気くさいよ?」


え…?


すごく聞きなれた声が聞こえた。


「と…とも!」

「知世ちゃん!?」


僕たちは言葉に表せないくらい驚いた。


まさか知世ちゃんが来ていたなんて…。


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