僕の姫~ちっぽけな勇気~

でも…


「納得いかないんだ…。

指が勝手に動いてた感じで、気持ちはやっぱり集中出来てなかった。

僕…絶対みんなの足引っ張ったよ…。」


気持ちは音に出る。


みんな金賞を取りたい!っていう想いでやってたのに、僕だけ違った。


1つになるはずだった音を僕は乱したんだ…。


「そっか。

あたしもね、実はちょっと失敗しちゃったの。

いつもなら絶対間違えないところで、緊張しすぎて…。

間違えた瞬間ショックで…


そのあとのところはちゃんと出来たけど、やっぱり焦りが音に出てたと思う…。」


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