僕の姫~ちっぽけな勇気~

ずっとコンクールの練習に集中出来なくて、よく間違えていた僕。


このままじゃ足を引っ張ってしまう…。


今度はその気持ちが僕を支配する。


音だしの時も、前室で合奏をする時も…。


終業式以来、ちゃんと吹けてなくて…怖かった。


――――――
―――――


「入江くん!!」


本番が終わり楽器をしまっていると、高田さんがやってきた。


「お疲れ様♪」


「…うん…」


「どうかした?

先生、最近の入江くんの調子心配してたけど、本番はちゃんと出来てて喜んでたよ…?」


本番、確かに僕はちゃんと一通り吹くことが出来た。


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