『ねぇ麗奈』


その声で
周りを見回した
そこは
学校の近くの川辺で
どんだけ意識が
飛んでたんだろうと
思うぐらいで


『ねぇ
言わなくてごめん』


へ?
いきなりの
彩からの謝罪の言葉


「え?
付き合ってること?
そんなのいいよーっ」

『違うのっ』

「へ?」


『黒木心の本当の
性格』