私は
腕を引っ張られたまま
どこに行くのか
本当に
街に出るのかなあ?

そんなことを
思いながら
歩くこと20分


『着ーいたっ』


そう
心の声を聞いて
目の前の建物を見る


綺麗な
ピンクでまとめられた
可愛いカフェ
女の子が
好きそうな
カフェ


「ここ?」

指をさしながら
聞いたら

『そぅだよ?
入ろっか』


そういいながら
扉を押す―