ゴクッと
生唾を飲み込んで


「どこへ?」


覚悟を
決めて聞く


『わかってるくせにぃ♪』


そう言いながら
手をひかれる


「いっいや」


そういいながら
手を振り払おうとしたけど
男の人の力には
叶わなくて


『わかってんじゃーん
可愛い子でよかった』


『恨むなら
彰を恨んでね?』







もぉ
死んでもいいやって
思った