その日
一日中
先生の言葉なんて
頭に入んないぐらい
あいつ、
黒木心のことで
頭が
いっぱいだった

『おーいっ』


と私の顔の前で
手をひらひらさせているのは


「なーにっ?」

そぅ聞きながら
彩を見ると
企んだ顔が、、、

『ねっ!
朝、黒木心と
何があったのー?』

とあいつの
名前を出された
その瞬間

ぼっΣ

って音が
出そうな勢いで
顔が暑くなる