恋・したい

七宮結斗!!

『なんの用?』
「そんなに構えなくっても大丈夫だって。すぐ食わねぇから」
『食われてたまるか』

前科持ちに大丈夫と言われて信じれる訳ないじゃん!

「冗談はこれくらいにして話あるんだよな、あったかいとこ入ろうぜ」
『私は話すことはない』

踵を返し去ろうとしたその時

「柚季と関係あるって言ったら?」




『ホットミルクティー』
「ブレンドとベリーパイ」

近くのカフェは見られる危険性があったから柚季と美術館デートした時に立ち寄ったカフェにした。

『で話って!?』
「柚季の事になるとこれだもんな。俺ショック~」
『柚季は私の生徒なの』
「そして彼氏って訳か」

ニヤニヤして私を見透かすように見てくる。もしかして脅迫される!?

「あ、安心して。脅すのって趣味じゃねぇから。それにしても面白ぇ。考えてる事すぐ顔に出んのな、大人なのに」

くしゃくしゃにして笑う顔は少年みたいにあどけない。日に焼けた肌に白い歯がキラリと光った。