恋・したい

『みんな久しぶりだな。課題はきちんとやってきたか?』

冬休みも終わって今日からまたいつもの日常が始まる。
柚季とは何回か会ったりしたけどクリスマス以来キス以上の事はしていない。
…違う、出来なかっただけ。これ以上ハマるのが怖い。柚季に依存するのが怖い。
今ならまだ間に合うから…―



「野上先生。明けましておめでとうございます!」
『おめでとうございます…』

三浦先生が年賀状とみかんを渡しながら、ものすっっごい笑顔で私を見てる。

「このみかん美味いんですよ!実家から送られてきて」
『ありがとうございます…。遠慮なく頂きます』
「三浦先生は何をしてるんですか?野上先生僕のを受け取ってください」

尾崎先生の登場に吐き気がしたんですけど。

「この香水今すごい人気で入手困難なんですよ。野上先生にぴったりだと思いまして♪」
「何が香水ですか。冬はこたつにみかん!正しい日本の冬ですよ!」
「ハッ!子供じゃあるまいしみかん貰って喜ぶ女性が居ますか」

ああ、また始まった。