え?とかなんとか言いながら、自分で後ろを見ようとする先生。 で、さっと表情が一変した。 「し……しっぽ……!?」 そうだ。 猫のようなしっぽ。 「なんだこりゃ………なんで俺にしっぽが!?」 ゆらゆらとそよぐしっぽも、焦ってあたふたする先生も可愛いけれど、それ以前に。 「…それ、どーするんだよ?」 とりあえず俺は聞いてみた。 うーん、と唸る先生がぱっと顔を上げる。