キーンコーンカーンコーン・・・
「・・・んじゃあ今日は終わり!起立!礼!」
「「さようならぁ~」」
「はるかぁ~♪」
1日の授業が終わって、教科書や筆箱をカバンに詰めていると、廊下の方から美夏の陽気な声が聞こえた。
『何―?』
鞄に詰めながら頭を廊下の方に向けると、そこにいるのはニコニコ(ニヤニヤ?)笑っている美夏と、まさに王子様スマイルといった感じで微笑んでいる翔の姿だった。
慌てて荷物を詰めて2人の元へ向かう。
『翔!自分のクラスで待っててくれてよかったのに・・・。』
試合が終わった翔は、大ざっぱな顧問によって冬休みまでは朝練のみになっていた。
「俺が早く来たかったの。帰ろ?」
そう言いながら微笑む翔に、何故かクラッとなるのは美夏。
「あぁ~!やっぱ翔くんはかっこいいね!!私翔くんのファンクラブ入ろっかなぁ~♪」
「誰がそんなことさせっかよ。」
ニコニコ笑いながらそう言う美夏のすぐ後ろから聞こえてきたのは、低い声。
驚いて顔をそちらへ向けると・・・
「千秋!!」
美夏の彼氏の、山下千秋(ヤマシタチアキ)がいた。
「・・・んじゃあ今日は終わり!起立!礼!」
「「さようならぁ~」」
「はるかぁ~♪」
1日の授業が終わって、教科書や筆箱をカバンに詰めていると、廊下の方から美夏の陽気な声が聞こえた。
『何―?』
鞄に詰めながら頭を廊下の方に向けると、そこにいるのはニコニコ(ニヤニヤ?)笑っている美夏と、まさに王子様スマイルといった感じで微笑んでいる翔の姿だった。
慌てて荷物を詰めて2人の元へ向かう。
『翔!自分のクラスで待っててくれてよかったのに・・・。』
試合が終わった翔は、大ざっぱな顧問によって冬休みまでは朝練のみになっていた。
「俺が早く来たかったの。帰ろ?」
そう言いながら微笑む翔に、何故かクラッとなるのは美夏。
「あぁ~!やっぱ翔くんはかっこいいね!!私翔くんのファンクラブ入ろっかなぁ~♪」
「誰がそんなことさせっかよ。」
ニコニコ笑いながらそう言う美夏のすぐ後ろから聞こえてきたのは、低い声。
驚いて顔をそちらへ向けると・・・
「千秋!!」
美夏の彼氏の、山下千秋(ヤマシタチアキ)がいた。