『もぅ!危ないでしょ!?こんなに家暗くして転んだらどうするの!!』
と、私はなつを叱った。



そうすると、


「ごめんなさぃ・・・」

と言いながら、目を潤ませるなつ。



ったく、どうやったらうちの家系からこんなに素直な子が出てくるのだろう。



ちなみになつは中学2年生だ。
こんなのでいいのだろうか・・・。



『はぁ・・・いいよ、もう。お腹空いた???』



私がそう言うと、なつはキラキラと効果音がつきそうなくらい目を輝かせながら、
「うん!!!」
と頷いた。



『よしっ今日はカレー!!!』



「やった―っ♪♪♪」