『もう来てるし・・・。』


昨日は私のほうが早かったんだけどな。



そう思いながら裕を起こさないようにとなるべく音をたてないで裕の側へ行く。



そして隣でゴロンと寝転んだ。



(相変わらずキレイな顔・・・。)



思わず見とれてしまう。


しかし今の私には「花より団子」ならぬ「花より眠気」。



しばらくすると私も闇に吸い込まれるように眠りに墜ちていった。