いじめ

ｶﾞﾗｯ

美晴:「きゃはは〜(笑)」

千紗:「っし･･･七海来たよ！」

千紗が小さな声で言った。

あおい:「まじキモイんですけど。視界に入るなし!」

うちの前を通った時あおいがボソッと言った。

かゆ:「っえ、っちょ何で?七海の事嫌いなの?」

千紗:「嫌いも何も超ウザイ!」

かゆ:「何で?何があったの?」

美晴:「だってさ、あおいが笑太と付き合ってんの知ってるのにまだ好きとか言ってんだよ?!」

あおい:「笑太の彼女はうちだしっ♪」

七海:（は……何で知ってんだし。美晴にしか言ってないのに‥‥。）

心の中でそう思った。


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

１時間目の授業が終わった。

かゆ:「七海ぃー行こ！」

七海:｢う、うんっ!｣

かゆが声をかけてくれた。

美晴:｢かゆー！ちょっと来てー！！｣

美晴が大きな声で、かゆを呼んだ。

かゆ:｢七海････ちょっと待っててね。。｣

と、言いつつもかゆはまた戻って来なかった。