「中、入っても良いかしら?」 あたしは座布団を差し出した。 「どうぞ。」 部屋にはいるなり、純のお母さんが話し出した。 「あたしね…優ちゃんが死のうとしてるんじゃないかって、心配できたの、走って病院を抜け出すから、なにかあったらどうしようって、つらいのはわかるわ、でもねこれは純が望んだ結果なの、許してあげて。それでね、なにかの助けになるかなと思って、日記持ってきたの純の机の上にあったから。これはあなたにあげるわ。」 あたしの前にdiaryと書かれた、一冊の本がある。純の字だ。