「…。」 「もういいから学校行こっ遅刻しちゃう。」 あたしは純の手をつかんで走った 「優、待って?」 「え?なに?」 そしたら、純があたしの前まで走ってきて、あたしの手を握り、走り出した。 「こっちのが好き」 って笑いながら。 大好き。 これから先もずっと一緒だと思ってた、 未来なんてわかんないのに、 あたし達だけは大丈夫だと信じてた。 あんなことになるなんて