ありがとうを今キミに




――――やっと会えた


隼人さんが死んでから死ぬ気で探していた女が今俺の前にいる。


でも、あの時とは別人のようだった。


目が……死んでる


そんなことを考えていると金髪女がキレて屋上から出て行った。






「鬼姫らしくねぇな」


俺は気が付けばアイツにそんなことを言っていた。