授業を抜けて五条に連れてこられた場所は学校の屋上だった。
「アンタ鬼姫…いや“Butterfly”の総長、水瀬音桜でしょ」
入ったとたんに五条が口を開いた。
やっぱバレてたか…
「だったら何?あたしが潰した“Shadow”の人殺し総長さん」
アイツが触れて欲しくないであろう言葉をワザと言った。
「――っ、ごめん…それより、どうして変装なんかしてるの?ダサすぎ」
は?コイツ今“それより”って言った?
ごめん?コイツの中じゃそれで済まされることなわけ?
コイツの言葉で私の中の何かがキレた。
―――――ガァァアアン
「てめぇ死ねや」
目の前にあったベンチを蹴り飛ばして怒鳴り散らす。
「何でキレんのよ!?私のせいでアンタの人生滅茶苦茶にしちゃったから心配してここまで来たのに!!意味わかんない」
「逆ギレしてんじゃねぇよ!!滅茶苦茶にしたってわかってんならほっとけや!!」
「“Butterfly”が潰れかかってんのにほっとけるわけないでしょ!?」
「あたしはもう“Butterfly”とは関係ねぇんだよ!!」
ボコッ
私は五条に殴られた衝撃でメガネとカツラがぶっ飛んだ。
そのせいで昔の私が顔をだす

