あの人を否定しながら学校に行く。

振られた日は寂しさに押し潰され、泣き崩れ悲しみや寂しさのどん底に落とされるのに



今日は違った。

あの人の否定の言葉に怒りばかり浮かんで来て佐藤君を考える暇が無かった。

あの人に次あったら、
あの人に怒鳴りつけてやる!
と敵対心まで浮かびはじめた。

私はなんて厳禁な人なのだろう。
でも、今日はしょうがないと自分に言い聞かせる。