そうそう私、行ったわ 彼の部屋
トントントン トントントン
「すみません、すみません、二つ隣のものですが」
「はいはいただいまあけますよ」
扉が開いた
あれれ
「すみません、すみません、二つ隣のものですが」
間違い間違い
こちらは佐々木家。
「きゃあ!…藤宮さん何をしてるの!?」
間違い間違い
いやいや大丈夫
「すみません、すみません、二つ隣のものですが」
「間違いなのでずっと黙ってて下さいますか下さいますか?間違いなので」
もう私の耳には断末魔なんて入らない入れたくもない
ははははは
シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ
刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃刃
ははははははは
シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ
切れ味良好。
試しにはちょうどよかったわ
奥様は少し太っていたから
はにあぶらがついてまあまあ大丈夫差し支えないないだろう大丈夫
