25:01 受話器は終わりの音を告げた もう毎日のオヤスミも愛してるも 無い あんなにも近くに居たのに 今はもう遠くなって 霞む いつからかの あの縮まない距離が ただ冷たかった 背中合わせの道も どこにもつながらないから 涙 溢れる 零れ落ちる 俺よりも冷たい涙 これ以上の距離はない けれど けれど 受話器越し これだけが最後まで許せなかった。 本当に許せなかった。 END.