不良なお嬢様



「「………………」」

「……???どーかしたの??」

璃「みんなビックリしてんだょ」


何とか、マンションの前に到着
そしたら、皆さっきまで騒いでたのが嘘のように
呆然とマンションを見上げたまま黙っちゃった


「さて、入ろっか」


わたしは、とりあえずマンションの中へと足を進める

財布から、カードを取り出して
センサーにかざす


扉が開いたので、足早に入った


「………ねぇ、入らないの???」


わたしは突っ立ったまま動かない
恭夜と修斗と聖と騎羅と亜也に向かって言った

璃里は笑いを堪えるようにわたしの隣で震えている


修「……でかくね???」

「そぅ???早く行こっ???」


ま、しょうがないょね

こんな高級なマンションに住んでるんだから