不良なお嬢様



「……さて、璃里チャン???何が言いたいか分かるょね????」

「…………ぇと、メールのコトですかね??;」

「…分かってんじゃん♪……で???授業出るって言ってたのに、なぁんで屋上に居るのかなぁ?????」


璃里は、顔を青くしながら目を泳がせている


「……ぁーっと…皆を呼んで、授業のコト話したらめんどぃってゆーから……一緒になってサボりました……」


……………へぇ????


「…このわたしには、授業受けさせといて???」

「……す、すすすすすすみませんっっ!!!!!!!!!!」


分かればぃぃのよ??
分かれば♪


「それじゃ、一回屋上行ってから教室行こっか♪♪」

「ぅ、ぅん!!;;」


青い顔をした璃里を、引っ張るように屋上へと戻った