不良なお嬢様



璃里………
覚悟しときなさいよッッ


バンッ


「「…………!!!???」」


思いっきり、ドアを開ければ
驚いたようにみんなが振り返ってきた


「……璃里ぃ??????」

「……な、なぁぁにかな??愉羅チャン???;;;;;」


ニッコリ笑いながら、璃里に一歩づつ近づく

それに対抗するのかのように後ずさる璃里


「……ちょぃ面貸せや」

「…はぃぃいい(泣)」


わたしは、璃里を屋上から連れ出し

誰も居なさそうな非常階段へと向かった