苫利先輩のこと、先輩達にフォローしてた自分が馬鹿らしい。
すると、犯人大山が。
「だから、言ったろ?コイツは口先だけだって」
いつもの、大山先輩の声が聞こえた。
「だって、こんなに助けてくれないなんて、思わないじゃないですか」
「こういう奴だって」
あたしと、犯人大山の会話を、茫然と見ていた苫利先輩の目の前で、大山先輩が、目だし帽をとった。
苫利先輩の目が、大きく見開いていた。
え?
全然、気付いてなかったとか?
「苫利くぅん。最近、俺達があえて与えてあげてる仕事を面倒くさがってるんだって?」
大山先輩が、苫利先輩のところへ歩いて行き、肩にポンと手を置いた。
「や、やだなぁ。そんなこと思ってないですよぉ」
苫利先輩は、愛想笑いをうかべながら、大山先輩に話した。
「またまたぁ、デカイ事件あげて、本庁に引っ張ってもらいたいとか思ってるんじゃないの?だから、タレコミくらいの事件は手を出したくないんだろ?」
「何言ってるんですか、大山先輩。ぼくは、どんな事件だって喜んで捜査してますよ」
「またまたまたぁ、ちょっと、奥に行って、話しつけようぜ」
そういうと、大山先輩は、苫利先輩の襟首をつかむと、そのまま、ツカツカと奥の部屋へ入って行った。
その後、苫利先輩の叫び声が、しばらく続いたが、あたしは、助けようとは思わなかった。
しばらく、反省してください(__)
―おわり―
すると、犯人大山が。
「だから、言ったろ?コイツは口先だけだって」
いつもの、大山先輩の声が聞こえた。
「だって、こんなに助けてくれないなんて、思わないじゃないですか」
「こういう奴だって」
あたしと、犯人大山の会話を、茫然と見ていた苫利先輩の目の前で、大山先輩が、目だし帽をとった。
苫利先輩の目が、大きく見開いていた。
え?
全然、気付いてなかったとか?
「苫利くぅん。最近、俺達があえて与えてあげてる仕事を面倒くさがってるんだって?」
大山先輩が、苫利先輩のところへ歩いて行き、肩にポンと手を置いた。
「や、やだなぁ。そんなこと思ってないですよぉ」
苫利先輩は、愛想笑いをうかべながら、大山先輩に話した。
「またまたぁ、デカイ事件あげて、本庁に引っ張ってもらいたいとか思ってるんじゃないの?だから、タレコミくらいの事件は手を出したくないんだろ?」
「何言ってるんですか、大山先輩。ぼくは、どんな事件だって喜んで捜査してますよ」
「またまたまたぁ、ちょっと、奥に行って、話しつけようぜ」
そういうと、大山先輩は、苫利先輩の襟首をつかむと、そのまま、ツカツカと奥の部屋へ入って行った。
その後、苫利先輩の叫び声が、しばらく続いたが、あたしは、助けようとは思わなかった。
しばらく、反省してください(__)
―おわり―

