―愛束縛―




ふと路地裏を見ると 今まで気がつかなかった雑貨屋や古着屋が所々にあって 楽しくなり路地裏に入った


路地裏を練り歩いていると 気がつかないうちに ホテル街に迷いこんでいた




「あれ~さっきのお姉さんじゃん」

アタシの前には さっきナンパして来た3人組がいた


「どうしたの~こんな所で お姉さんもタマってんじゃん」



後をつけられてた



アタシはすぐさま反対を向き 何もなかったかのようにひたすら歩いた



「高校生だよね?俺達 高校生好きなんだよね… それにお姉さんカワイイし」



ヤバい!



アタシは必死に走った


「あれ~鬼ごっこが始まったよ~」


3人はケラケラ笑いながら 後を走ってきた


「誰か助けて!」


アタシは走りながら 大声で叫んだ



だけど 道を歩く人達は 人事のように何もないフリをした




もう ダメだ




ヤられる



アタシは力一杯走り続けた