虹色箒星

ひと月5万円なら半年程度なら何とかしのげると顔をタオルに埋めたままひとつだけ頷いた。

「おしゃっ!!これなら今月はセーフだぜっ!!!」

タオルの隙間から覗けばガッツポーズの青山君。

「ほんとの事言えば、一人じゃこんな所贅沢だし、改めて借りれるほど金ないし。
何よりやっぱ愛着だよな。
4年住んでると築40年のボロアパートでもカワイイもんな。
じゃ、改めてよろしく」

差し出された手を見て、手を出そうと思うも体が動かない。