虹色箒星

それをパソコンで補正して、画像ソフトで幻想的に仕上げていく作業を何度か見たことあるけど、私の方こそそんなまねなんてきっと出来ないだろう。

「茜はね、大和や由佳里先輩みたいなセンスないからね。私らしいビジュアルを求めたらここにたどり着いたの」

うふふと笑いながら自分らしさを見つけた彼女は誇らしげに話してくれる。それに比べて私は・・・

「俺はどっちかっていうと、ここにある感情を伝えたいな」

言って胸を指さす。