虹色箒星

「まぁ、その組み合わせだとアクリル絵の具でポップな感じに描きたいな」

「アクリルよりも、いっその事写真でしょ!フォーカス利かせてキラキラさせてさ」

「茜の場合イチゴが早く食べたいだけだろ?」

「だってぇ、3日も待ってたら痛んじゃうよ」

真剣な意見にアルコールの入った橘さんも大うけだった。

「へぇ、茜ちゃんはカメラマン希望?」

「茜はぁデッサン苦手だし、色も思い通りに作れないのイライラするしぃ。
 写真みたいにその瞬間を閉じ込めちゃう刹那的な絵がすきなのです!」

手を上げてまで主張するのは、出会った頃から変わらない主張。
デジカメで撮影した膨大な量をパソコンで見せてもらった時は眩暈さえ覚えた。