虹色箒星

楽しそうに弾いてる姿を遠目に見ながら青山君も邪魔するように何か知らない曲を弾きだして喧嘩しながら鍵盤を取り合っていた。

「あの二人仲がいいんだね」

橘さんは面白そうに眺めながらソファーや家具に掛けられていたカバーを外しながら笑いかけてくれば、私は思わず橘さんがそばに居る事実を思い出し

「いやーッ!」

持っていた絵を落とし、頭を抱え込むようにしてしゃがみ込んだ。