虹色箒星

「う、うん。
とりあえず庭の雑草取りと、塀に絡まった雑草、道路にはみ出した木の管理とか、落ち葉拾いとか。
あと、家をよく空けすぎるから留守の管理してくれたりするといいな・・・とか・・・・・・」

何故か鼻息巻いて説明を聞く青山君に私でなくとも橘さんまで引き気味で

「住む所はこっちで用意するし、朝9時から、仕事が片付くまで。
休日は天気次第になるから自分で調節して決めて欲しい。
給料は時給1000円で、社員格上げ後はバイトと同じ仕事、同条件でうちの会社の社員扱いになってもらう・・・詳しくは詳しい奴に改めて話してもらった方がい・・・・・・」

「待ってくださいね。今履歴書書きますから」

驚いた事に鞄の中から写真の貼ってある履歴書を取り出していた。