現実的に頭の中で計算をしている青山君は次第に顔が青ざめて変な汗まで流し始めている。

「だ、大丈夫?」

「今まで好き勝手してきたんだ。バイト増やして何とかするさ」

はははと、乾いた笑を零すも

「バイトを増やすって、朝は9時5時で服屋でバイト。6時から12時まで居酒屋でバイト。その残った時間の合間に創作活動をしてるのに、それ以上働き詰めたら体の方がどうかしちゃうよ」